星城大学 学校案内パンフレット2022
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●進学への道 星城大学大学院健康支援学研究科リハビリテーション学部−REAL ICEVO リハビリテーション学科●遠隔講義にも対応 卒業生にとって馴染みのある大学教員が大学院の講義や研究指導を実施しています。大学院では遠隔講義を開講しており、その結果、多くの社会人が大学院で学ぶことができるようになっています。星城大学大学院研究科長太田 進 教授 令和2年版の厚生労働白書が公表されました。我が国の高齢者人口がピークを迎える2040年を見据え、誰もがより長く、元気で活躍できるように、多様な就労・社会参加の環境整備、健康寿命の延伸、医療・福祉サービスの改革による生産性の向上などの取り組みが必要と述べられています。また、2040年に高齢者となった男性の4割が90歳まで、女性は2割が100歳まで生存すると予想されています。まさに、人生100年時代が到来することが分かってきました。 縦断的調査により、高齢者の身体機能が向上し、健康寿命が延伸していると報告されています。しかし、それでも平均寿命と健康寿命の間には男性で約9年、女性で約12年の開きがあり(2016年)、さらなる健康寿命の延伸が必要です。  本研究科では、健康支援を「中高齢者および障害者の健康生活を保持する活動を支援する術を中心に学び研究する学術領域」と定義しています。2040年を見据え、障がいや心身機能低下を呈する中高齢者に対し、医学的な支援のみではなく、それぞれのライフスタイルに合わせ、地域生活の場で社会参加を含めた健康支援が今後より重要になると考えられます。本研究科では、健康支援に関連する幅広い知識と技術の修得をはかり、地域で指導的役割を果たせる人材(高度専門職業人、研究者)の養成を目指します。 さて大学院では、総合的に研究を学び実施することを通して科学性を修得していきます。研究は、先行研究による既知の情報を広く正しく集め、まだ解明されていない自分の証明したい目的(未知)のために既知の情報を使用した上で、研究デザインを構築し、研究を実施し自分の考え(仮説)を証明していきます。その証明は論理的である必要があります。この研究経験を通して得られた知識と努力は、その後の臨床、地域生活、社会参加を含めた健康支援、研究活動に活かせるものとなるはずです。大学院で学ぶということは、科学的に問題を解決していく能力を身につけることと思います。 是非、本研究科の扉を叩いてみてください。 私は星城大学を卒業後、そのまま大学院へ進学し、さまざまな分野についてより深く学んでいます。大学院では研究・講義を通して、情報収集力、文献を読む力、新たな着眼点を身につけることで、視野が広がり、臨床課題の解決にもつながります。 また、大学院へ進学すると臨床が全くできないというわけではなく、アルバイトで理学療法士として働くことが可能です。研究と臨床、それぞれ時間をかけて取り組めるため、どちらもレベルアップができます。●大学院は都心部でのキャンパスライフ大学院のキャンパスは名古屋丸の内キャンパス内にあります。通学の利便性が良く、社会人の方でも学びやすい環境を整えています。キャンパス所在地はP.43をCHECKPROFESSOR'S MESSAGE村上 慈葉 さん2020年度 星城大学大学院 入学リハビリテーション学部リハビリテーション学科 理学療法学専攻 2019年度卒SEIJOH UNIVERSITY楽しい×華やか×知的夢、実現大学36卒業後の進学も星城大学ならではの魅力

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