星城大学 学校案内パンフレット2022
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経営学部− 経営学科地域観光資源の見学(あま市七宝焼きアートヴィレッジ)Pick Up!高校の授業では学ぶことのない「経営学」。経営学部教員の講義や研究の一部を紹介します。研究分野/マクロ経済学、中東経済、中国経済東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。笹川平和財団、武田計測先端知財団、千葉経済大学などを経て現職。研究分野/まちづくり論、都市・地域計画 、観光政策論 他名古屋大学大学院環境学研究科都市環境学専攻博士後期課程単位取得退学。日本工営(株)環境・都市部、(公社)科学技術交流財団コア研究員などを経て現職。2030年、皆さんはビジネスの第一線で活躍を始めている頃でしょう。その頃、世界の経済地図は大きく変わり、経済大国トップ3は中国、米国、インド。大きく引き離されて日本が続き、20位以内にはアジア、中東、中南米、アフリカの新興国や資源国が多数入ると予想されています。一方、脱炭素社会が加速し、人と環境の安全保障を最初から組み込んだビジネスが経済をリードしていく可能性が大きいです。私たちはCOVID-19の流行で、世界の様々な仕組みが突如大きく変わることをリアルに体験しました。変化の渦にあっても目の前にある現象を、地域、世界とつなぎながら、客観的に捉える目を養っていきましょう。経済分析の技術はそれを支える力強いマイツールとなります。SEIJOH UNIVERSITY楽しい×華やか×知的夢、実現大学16岡室 美恵子 准教授谷口 庄一 准教授国際ビジネス分野(途上国のマクロ経済分析)国際地域経済研究室には、現在ベトナム、ネパール、中国・台湾からの留学生と日本人学生が在籍しています。学生は各々、世界銀行、IMF、国連商品貿易統計などのデータバンクから興味のある国のデータを収集し、人口構成、経済成長の変遷や要因、産業・貿易構造などを分析していく技術を身につけます。併せて経済学、国際経済学の基礎知識も修得していきます。留学生の大半は日本で何年か働いた後帰国したいと考えているので、少しでも多く分析技術を持ち帰り、志のために活かしてほしいです。日本人学生には、地域の課題は世界とつながっているという視点を持ってほしいと期待しています。観光まちづくり分野(都市・地域経営、SDGs経営、コミュニティビジネス) 観光・まちづくり/地域経営分野の研究室では、新しい社会生活の実現に向けて目の前にある都市や地域の課題を見つけて解決方策を考え、50年・100年先の地域・社会デザインができる“創発的人材”の育成を目指しています。経営学や経済学のみならず社会学や都市・地域計画、理工学、文学などを融合した“まちづくりデザイン手法”を導入し、持続可能な開発目標(SDGs)を踏まえながら、コミュニティ・ビジネスやソーシャル・ビジネスなどについて研究を深めています。 ゼミナールでは現地踏査や調査を軸とする“フィールドスタディ”を重視します。講義室の知識だけではなく、実際に手や足を動かし、体験することで、机上の議論に収まるのではなく、みなさんの自身の成長を高めていこうというものです。 プレゼンテーション力強化の実習として地元のコミュニティFM番組の企画・出演や、観光・まちづくり/地域経営分野の全ゼミ生と合同セミナーの開催など、ゼミナールで過ごした時間が生涯の糧(かて)となるようにしています。 大学生活を有意義な時間にしたいと考えている諸君は、是非私たちの研究領域にチャレンジしてみてください。決して楽な研究室ではありませんが、新しい社会の構築に必要な人材を目指しませんか。経営学部の専門ゼミナール

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